各地で確定申告 「自民党の裏金問題」へ憤りの声も

確定申告の受付が始まりました。自民党の裏金問題が国会で追求される中、申告に訪れた人たちからは問題に憤りの声が聞かれました。

県内の会場のひとつ熊本市の熊本城ホールにも所得税などの確定申告が必要な個人事業主らが申告の手続きに訪れました。去年10月からインボイス制度が始まりこれまで消費税の申告義務がなかった人もインボイスの発行事業者に登録し納税者となった場合は申告が必要で熊本国税局によると県内では新たに個人の課税事業者およそ1万4000人が対象となります。また自宅のパソコンやスマホで手続きができる「e-tax」の利用者は年々増えていて県内では去年、申告者28万3000人のうちおよそ72%にあたる20万3700人が利用したということです。確定申告は所得税は来月15日まで消費税は4月1日まで受け付けていて熊本国税局は「e-taxは消費税の申告も対応しているので忘れずに申告を」と呼びかけています。

一方、自民党の裏金問題が国会で追及されている中、納税者からはこんな声も聞かれました。

「(国のお金の使い道を)誰にでも分かるような方法で、今流の分かりやすい方法と私たちの年代でも分かるように示してほしい」

「政治家が記載漏れした間違っていました。記載していませんでした。それでおしまいじゃないですか。罰則も何もないというのはおかしい。(私たちは)税金を払わなければ追徴(課税)が来るじゃないですか」

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