UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の地下にハマスの諜報設備が発見! 国連組織はテロ組織に乗っ取られていた!?

イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区ガザ北部のUNRWA本部の地下にイスラムテロ組織「ハマス」のトンネルが通っており、そこから諜報関連の設備が見つかった、と発表しました。UNRWAを巡っては、職員十数人が昨年10月7日のイスラエルへの奇襲攻撃に関与した可能性が指摘されており、UNRWAのラザリニ事務局長は「地下に何があるかは知らなかった」と否定していますが、地下にはハマスの電気室や居住空間があったほか、大量の武器も発見されており、UNRWAとハマスの密接な関係が浮き彫りにされたといえそうです。
 日本国内では関西ガザ緊急アクションという市民団体が、「日本は資金供給停止を解除しろ」と大阪市を中心に街宣活動をしたり、集会を開いたりしているようです。呼びかけ人は大学の非常勤講師です。この団体のデモや集会の告知を何度も掲載している新聞が「人民新聞」です。
 人民新聞は産経新聞紙上で「左翼新聞」と表記されており、イスラエル・テルアビブのロッド空港で27人が殺害された銃乱射事件の実行犯で、レバノンにいるとみられる岡本公三容疑者(76)に口座を開設したとして、人民新聞の代表取締役が神戸地裁で有罪判決を受けています。それほど日本赤軍に近い団体で、重信房子元受刑者が釈放された後も講演会などで幟を見ることができます。
 それに中東研究者です。この国連とハマスの腐れ縁を指摘した学者が誰もいないということです。日本で中東研究者といえば、放送大学名誉教授の高橋和夫氏やゲンダイイスラム研究センターの宮田律氏が有名ですが、彼らがこうした事実を指摘したということは寡聞にして知りません。高橋氏は「囲まれて絶望しているから失業率が5割。だからテロが起きる」という趣旨のことを言います。国連を通じた支援金がきちんとパレスチナ人の人々に渡っていないという可能性はないのでしょうか? そういう視点がこれまでテレビや新聞に頻繁に出ている中東研究者が全く言及していないのには違和感しかありません。
 ところで、今週金曜日、16日午後0時半から杉田水脈・衆院議員をゲストに生配信を行います。どうか宜しくお願いいたします。

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